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映画『室町無頼』 大ヒット祈願・ご祈祷&ジャパンプレミア オフィシャルレポート

12月18日(水)、映画の完成披露を祝して、ジャパンプレミアを実施しました!

イベント前に大泉洋、長尾謙杜、松本若菜、堤真一、入江監督が日本屈指のパワースポットとして多くの参拝者を集める神田明神に赴き、映画の大ヒット祈願も実施! 公開まで1カ月に迫る作品の成功を祈り、それぞれの想いを込めた絵馬を飾った。

日本屈指のパワースポットとして多くの参拝者を集める神田明神。武士の先駆け「兵(つわもの)」として、かつて命を懸けて民衆たちを守ったと言われる平将門公が、除災厄除の神様・まさかど様としてもまつられるこの場所に、武士階級として初めて一揆を起こした実在の人物・蓮田兵衛の物語を描いた本作の大ヒットを祈願し集まった、蓮田兵衛役の大泉洋、才蔵役のなにわ男子の長尾謙杜、芳王子役の松本若菜、骨皮道賢役の堤真一、そして、本作を見事に作り上げた入江悠監督。

公開まで1カ月に迫る中、豪華絢爛な和服にそれぞれ身を包んだ5人は、映画成功へ祈りをこめてヒット祈願を行った。2025年の幕開けを飾る本作だが、この日は5人それぞれが、来年の抱負を書いた絵馬をかけることに。大泉は『人体改造!!無敵になる‼』と記しながらも、「他の方のものを見たら、掛けるのやめようかなと思いました(笑) 堤さんのとか、えらいかっこよすぎますよ」とおどけ、そんな堤が書いたのは『挑戦』と簡潔に力強い抱負。「還暦を迎えましたが、何か新しいことを始めたいなと。そんな思いで」と、年齢を重ねても挑み続けるという、堤のかっこよすぎるコメントに、大泉も「いや、僕も『人体改造』って、そういうことなんですよ!(笑) “挑戦”ということ!」と、仲の良い掛け合いを見せた。『負けない!』と書いた長尾は、大泉に「これもちょっとバカっぽいんじゃない?(笑)」と絡まれながらも、「映画の中でも負けない戦いをみせましたが、日常でも、眠気に負けないだったり、あらゆる欲望に負けないで頑張る!という願いです」と語った。続く松本は『縁を大切に 感謝を忘れず』と、誠実な人柄が溢れる絵馬を披露。そして、入江監督は『室町無頼 大ヒット祈願!』と、様々な内容が飛び出す中で、公開迫る映画のヒットをしっかりと抱負として掲げ、冬晴れに恵まれる中行われたヒット祈願を締めくくった。

その後、映画『室町無頼』ジャパンプレミアを実施!

日本史上、初めて武士階級として一揆を起こし、歴史にただ一度だけその名を留める男・蓮田兵衛。彼の元に結集した「アウトロー=無頼」たちの知られざる闘いをドラマチックに描いた『室町無頼』が、ついに一般のお客さんへのお披露目を迎えるジャパンプレミア。イベントが始まるや、暗転ののち障子の背後から後光が差し込んだステージ上には、刀を握った大泉洋のシルエットが登場。和服に刀という渋すぎる立ち姿のシルエットにどよめきも起こる中、剣術の達人である主人公を演じた大泉が、振り上げた刀を一閃! 見事な一太刀で幕を切り裂くとともに、大泉洋、堤真一、長尾謙杜、松本若菜、そして、贅沢にふける有力大名である名和好臣役の北村一輝、才蔵に棒術を教える老師役の柄本明を加えた豪華キャスト陣と、入江悠監督がラインナップ。華やかな和装で揃えて迫力満点に登場し、拍手喝采に包まれる中でイベントがスタートした。

客席に向けて挨拶をした大泉は「映画『室町無頼』を初めて観ていただくこの日に、1万件を超える応募があったと聞いています。その中からから選ばれた皆さま、来年の運も使い果たしたのではないでしょうか!(笑) どうぞ楽しんで行ってください!」と、大泉らしいジョークも交えながら早速会場を笑わせた。堤は「素敵なエンターテインメントであり、アクション映画であり、人間ドラマも描かれた、素敵な映画になっています」、長尾は「ついに『室町無頼』始動するんだとワクワクの気持ちでいっぱいです」、柄本は「これから観ていただいて、家族、親戚、知り合い、学校の先生、友達、色々な方に宣伝していただきたいと思います」、松本は「皆さまが、この映画をご覧になる第一号ということで、私たちも『始まるな!』という気持ちでいます。ありがとうございます」と、それぞれが喜びと共に挨拶する中、北村は「この映画は、とにかく大泉洋がかっこいいですね。登場演出もカッコよかったじゃないですか!? ライトが当たった瞬間にニヤッとしたのが横で見えましたよ(笑)」と、登場時の大泉の舞台裏を暴露し会場を笑わせた。そして、入江監督は「この映画は、自分の映画の中で一番時間をかけていて、足掛け10年かかっています。それだけの作品ができたと思っています」と、長年向き合ってきた作品のお披露目に、力強く自信を覗かせた。

 

映画史上に残るスケールで描かれる時代劇アクション・エンターテインメントの本作。完成した作品を一足先に観た大泉は、「蓮田兵衛は民衆を率いて一揆を起こし、悪政を正す。その一揆の勢いがあまりにもすごくて、画面から伝わる迫力に観た後になんか疲れてしまうくらいでした」と、そのあまりの臨場感に驚いたことを明かした。同日、そんな本作が、まさに大スクリーンでその迫力を体感することのできる「IMAX版上映」が1/10先行公開されることが発表されたことについて、「今まで知らなかったんですけど、本国のIMAX側が、“IMAXにふさわしい”とならないと上映ができないそうなので、これはすごいことですよ!」と、最高峰の上映環境でで作品を届けられることに喜びも一入の様子。入江監督も 「僕自身もそうですし、東映制作の実写映画でも初めてということなので、本当に嬉しいことです!」と、手放しで喜び笑顔を見せた。

激動の時代を戦いに生きた者たちの激しいアクションが、本作の大きな見どころということで、そんなアクションシーンの裏側を振り返った一行。大泉は「長尾君のアクションはとんでもなくて……。台本を読んだ時からト書きが何ページも続くんです。とんでもなく長い動きの指示の最後に『以下、ここまでを一連で』と書かれていて……!バカじゃないかなと思いましたよ」と、台本の段階からその大変さが伝わるアクションをやり切った長尾を称賛。まさにそのシーンの撮影を現場で見ていた堤も「やめとけばいいのに、と思いましたよ(笑)」と、その大変さを憂うこともあったというが、長尾は「大変だったんですけど、我ながら完成したものを見たら我ながらカッコイイな!と思いました」と、スクリーン上でのアクションの仕上がりに自信を覗かせた。一方で、当初ほとんどなかったという、堤演じる道賢の殺陣のシーンは、監督のリクエストでどんどんそのボリュームが増えたそうで、間近で体感した堤の立ち回りに、長尾は「貫禄もありましたし、一つ一つの動きにキレがあって、一個一個が“必殺技”みたいでした」と語った。

続いて、演じる芳王子は道賢そして兵衛の2人と関係を持つ高級遊女と、二人を遠くから見守っている役柄を演じた松本は「アクションはもちろん、人と人との繋がりや友情は、観ていてとても共感できる部分だと思います」と作品の見どころを語り、加えて、「室町時代という混沌の時代を描く中で、私は全キャストで唯一、汚しのメイクがなかったんです。視覚的にも変わった衣装も用意いただいて、そういったところでもまた違った雰囲気を楽しんでいただけるんじゃないかと思います」と、激しいアクションと共に、自身の役どころについても注目してほしいとアピールした。

贅沢に呆けて、民衆を蔑ろにする悪大名をである名和を演じた北村は「役はワルモノですけど、ただ、僕はいい人なんですよ。もう一回言います、僕はいい人なんです」と、会場を笑わせ、「寒い中でほぼ裸のような薄着で皆さん演じられている中で、僕は暖かい恰好で撮影していました(笑)」と、過酷な撮影現場に臨む他のキャストの様子を振り返った。そんな、寒い撮影の中で、ほぼ裸になるような修行シーンも多かった長尾演じる才蔵。そんな才蔵に棒術を指南する老師を演じた柄本は「裸の格好で刀がビュンビュン飛んでくるシーンでしたから、大変だったんじゃない?」と長尾を労った。そんな柄本との共演を振り返った長尾は、「柄本さんから『本気でもっとぶつかってこい』と言っていただいて」と、大先輩からのアドバイス受けて現場に臨んだことを明かすが、柄本は「言ってないよ~」と冗談を言い、軽妙なやり取りで会場を笑わせた。柄本自身も棒を巧みに使ったシーンがあったということで、長年俳優業を続けている大ベテランであっても、撮影に臨む前にしっかりと練習をして臨んだことも明かされ、「だって、そういう仕事じゃん」という、柄本のカッコいい一言に会場から拍手も上がる一幕もあった。

作中で兵衛率いる一揆を起こした民衆は、金貸しの帳簿を燃やして人々の借金を帳消しにするのが一つの目的だったが、それにかけ、「燃やしてでも帳消しにしてしまいたい2024年のエピソード」を告白することに。大泉、堤、北村が、今年負ってしまった怪我や病気を帳消しにしたいと話す中、入江と長尾は、まさに本作『室町無頼』の撮影中の出来事を振り返り、「撮影中、疲れと重圧で毎日ラーメンを食べて激太りしたいので、あのラーメンの日々を帳消しにしたい」という入江に、方や、「撮影中の身体づくりで麺類を沢山を食べていたんですけど、それ以来、ナポリタンにハマって少し太っちゃって……」と長尾。麺類好きのトークで大いに盛り上がりを見せる。普段から勘違いが多いと明かす松本は「今年一番やっちゃったなと思うのは、マネージャーさんの車だと思って乗ったら違う方の車で。あの時の恥ずかしさを帳消しにしたい」と、意外な赤面エピソードを告白した。

大盛り上がりとなったイベントの最後、大泉は「室町時代という、あまり描かれてこなかった時代、荒廃した時代、戦国時代に続いていくこの時代に、悪政に対して革命を起こす、すごくスカッとする映画です。メッセージ性もとても分かりやすくて、何も考えずに観て楽しめる映画です。沢山の方に広めていただければと思います! どうぞよろしくお願いいたします!」と、ついに動き出した作品が多くの方に届くことを願って、終始笑いに包まれ大盛況となったイベントは幕を閉じた。

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